ロックフィッシュゲームでは主にワームと呼ばれるソフトルアーを使用します。今回のブログではワームの種類や状況に適した選び方をご紹介していきたいと思います。
ワームの種類
グラブ系ワーム
グラブ系ワームはしっぽがカールしている形状のワームです。カーリーテールワームと呼ばれる事もあります。
ただ巻きするとクルクルしっぽが回転し、リフト&フォールでのアピール力のあるワームです。スイミングでもボトムでも使用できるオールマイティなワームです。シャッドテールワーム
シャッドテールワーム
シャッドテールワームはしっぽが円形になっているワームです。リールを巻いた時にこの円形の部分が水の抵抗を受けて左右に振れたりクルクル回ったりする事でアピールします。
グラブ系のワームほどアピール力は強くありませんが、「リアルな小魚」の動きに近い事でターゲットの魚に対して違和感を与えにくい動きになります。
ジグヘッドでのスイミングやテキサスリグとの相性も良いので、定番ワームの1つです。
クロー系ワーム
クロー系ワームは根魚が好んで捕食をするエビやカニをイメージしたワームです。
基本的にはスイミングで泳がせるのではなく、底でピョンピョン跳ねたりズル引きするアクションでアピールします。そのため、ジグヘッドよりも根掛かりしにくいオフセットフックのテキサスリグと相性が良いです。
ピンテールワーム
ピンテールワームはしっぽが針の様に細くなっているワームです。
タダ巻きをするとしっぽが微妙に振動して魚を誘います。また、竿の動きと連動させて小魚の動きに似せてアピールする事も可能です。
派手なアピールには向きませんが、食いが渋い時や低活性でスレた魚を相手にする時に向いているワームです。
ワームの種類【まとめ】
他にもワームの種類はありますが、ロックフィッシュ入門としては上の4つをおさえておけば問題ないと思います。上記で紹介したワームの種類を3つほど持っていれば釣り場でも問題なく対応できると思います。
ワームの種類は釣り場の地形・天候・時間帯・水の濁りなどによって選び方が変わってきます。底を狙うか、スイミングで誘うか、低活性のためアピールを抑えるかなど、状況に適したワーム選びをしていきましょう。
ワームの色
アピールカラー【レッド・オレンジ・ピンク・チャート】
アピールカラーのワームは派手な色のワームになります。活性の高い魚は派手な色のワームに食いつきやすい傾向があるため、釣り場で最初にアピールカラーを使用して反応があるかで活性を判断するのも良いでしょう。
また、濁りの強いフィールドでもアピールカラーはオススメです。魚にエサ(ワーム)があるぞ!と気付いて貰う事が優先されるため、濁りの強い時に有効です。
特にレッドはロックフィッシュでもド定番カラーとして人気カラーです。魚からも認識されやすいカラーの1つと言われている所もあり、1つは持っていて良いカラーです。
ナチュラルカラー【ブルー・グリーン・ブラウン】
ワームの色に派手さはありませんが、自然の色に近いため低活性・スレた魚に効果的です。
アピールカラーで反応が無い時や釣り場に人が多い場合は、魚の警戒心が高まっているケースもあるので、ナチュラルカラーが有効です。
マッチザベイトと言う言葉があり、釣り場で実際に捕食されている小魚に合わせたワームを選ぶ方法があります。釣り場でイワシが沢山泳いでいる場合はブルー系のワームが有効になりやすいです。
東北・北海道のフィールドではグリーン系(ウォータメロン系)が定番カラーとして愛用されています。
クリアカラー

濁りが少ないクリアな水質で、太陽光が照らされている環境で有効なカラーです。
照らされた光を乱反射させる事で独特なアピールをしてくれます。夜釣りではアピール控えめなカラーとして低活性の時に活躍します。
夜光カラー
ワームにグローや夜光と記載のあるワームは、日光やヘッドライトの光を浴びる事で自己発光してアピールします。緑色にボヤーっと光る事で魚を誘います。
名前からも夜釣りのイメージが強いですが、日中の釣りでも海の中では光を放ちアピールしてくれます。もちろん夜釣りではより威力を発揮してくれるので、夜に行く場合は必須カラーです。
ワームの色【まとめ】
カラー選びではアピールカラーとナチュラルカラーを抑えておく事が重要です。沢山のカラーを用意する事で、その日の当たりカラーに対応する事が出来るからです。
また、事前に釣り場に生息している小魚や海藻の色を調べておく事で、フィールドに適したカラーを選ぶ基準になります。
カラー選びは釣果に直結すると言っても過言ではないため、反応が悪い時はこまめにワームのカラー交換をして当たりカラーを見つけて行きましょう。
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